川の流れの

仕事場で震災にあった
電車が止まり、会社に泊まる。
翌日、動き出した電車で帰る。

数日後に被災地域写真を見て
自分の生まれた町は津波に流された。
故郷は跡形もなく消えた。

今はその事実を「知っている」にすぎず
その場に行ったとき「実感する」のだろう。

現実は変わらず、ただ受け入れるのみ
人生は川の流れようにただ
下流、河口(未来)へと流れるだけ
上流(過去)に戻ることはない。

人生観が少し変わった・・・かも
知れない。